２月２７日 晴れ 移動の一日

昨夜からバスに乗り、順調に進んで朝の６時頃、バンガロールというかなり大きい町に着きました。大きいだけでごちゃごちゃしているので長居は無用・・・、ということで、１時間ほどの間をあけて次のバスに乗りました。今度はいよいよ帰りの飛行場があるチェンナイという町を目指し出発。チケットをとったツアー会社の人は、５～６時間と言っていて、８時に出発するので午後の３時頃にはチェンナイに到着していると予測していたのですが、実際の到着時間は午後６時すぎでした・・・。

まずはバンガロールの出発が１時間遅れたこと・・・。理由はわからんが、バスが来なかった+たっくさんの荷物を積んだので、時間がかかりました・・・。いままでバスが早く着くことはあっても遅れることはなかったので、ちょっとインディアを見直していましたが・・・ま、ご愛嬌ですな・・・。

もう一つは、道中で時間がかかったこと・・・。チェンナイに入ってからの渋滞もあってそれはしょうがないとしても、もうひとつの理由はちょっと・・・それで遅れるの・・・？という感じ・・・。

まず、バンガロールを出発したバスは半分くらいしか埋まっていなかった・・・。おそらくそれが理由で、バンガロールを出るまで何度も（おそらく１０回くらい）停車して、客を呼び込み乗せていくのだ。たっぷり５分以上は止まっているので、それだけでも５０分くらいかかってしまう・・・。なるべく席を埋めたいのは死活問題だからしょうがないのだろうけれど、でもねえ・・・。バスに乗って待ってる人もいるからねえ・・・。結局席がほとんどいっぱいになるまで粘りに粘り、それに伴ってバスの運行時間も遅れていったというわけですな・・・。うん、まあ無事に着いたし、いいでしょう！

しかし今回の２０時間におよぶバス移動・・・快適でした・・・。あの悪夢のようなマイソール → ホスペットの夜移動からは５０００パーセントくらい快適でした。なんせ今回の夜行バスはスリーパーとかいうバスで一人に一つベッドがある。バスに入ると縦向きに右側にシングルベッドが二段で５つ。左側にはダブルベッドが５つ配置されている。もちろん乗車人数も少なくなるが、ベッドに体を横たえて過ごせるので、全開ほぼ寝れなかった私でも数時間熟睡することができました。ばんざーい！私が熟睡できたのだから、父上とさくらは完睡だったようです。

朝乗ったバスも一人に一席の（基本的には）予約バスで、冷房車でした。休憩で外に出たら暑いのなんの・・・。今日は特に気温が高かったみたいだったから本当に助かった・・・。

このバスでも終始熟睡中の２人を横に目がパッチリあいた私は、観光バスよろしくインディア映画を２本見ました。１本はど恋愛もの。お嬢様と貧乏な若者が付き合うんだけれど、若者が旧友と昔々に「彼女はつくらない！」みたいな誓をたてていて、それでもバレないように付き合っているのだけれど、それが旧友にばれて、旧友３人がすげー別れさせようと邪魔をしてくるから、そのせいで別れちゃうんだけど、旧友３人が若者の落ち込む様子をみて考え直し、今度は逆によりを戻せるように協力して、結婚するっていうインディア語なのにわかりやすい ど恋愛コメディーだった・・・。この映画はあまり多くないけど、やっぱりちょこちょこ歌が始まって・・・いいねえインディア映画・・・。明るいよ・・・。