やまとびより: ２月２２日　晴れ　遺跡巡り

今日もいい天気！だけど昨日の疲れが取れていないせいか、「移動が終わってゆっくり過ごせる～」というゆとりのせいか、午前中は宿でゆっくりゆっくり過ごしました。朝食、洗濯、日記書き、散歩など・・・。それぞれが必要なことをする時間ね。

１１時過ぎに宿を出発。今日はハンピの遺跡巡りでした。ハンピには大きいものから小さいものまで昔の寺院や王宮の残した遺跡が結構あります。歩いていると丘の上に遺跡らしき建物が結構見えるのでたくさんあるのだと思います・・・。なんか暑いし、体が重くて途中でなんども休憩をしながら、これまたゆっくりゆっくりまわりました。

・ヴィッタラ寺院

なかなか立派な寺院だったみたいですね。広い敷地に大きな建物の遺跡がいくつもありました。真ん中に石でできた荷車みたいなのあって、名物みたい・・・。たしかにこんなの見たことないし、つくるの大変だったどろうね～。そんなんばっかしだけどね・・・。
リクシャー降りてから寺院まで少し（１キロ・・・）歩いていくんだけど、途中で水場があって（プールみたい）、そこで写真撮ってたら、インディア若者団体（男女１０人くらい）が顔洗っていて、それ写真撮ってたら、黄緑の服着た女の子に「結婚しましょ！」って言われた。「いいよ！一緒にくる？」って言ったら、爆笑しながら帰ってった・・・。「いい若者は、嘘と冗談でできている。」誰かそんなこと言ってたね。

・ミュージアム
特になし・・・。
しかし、便所でザッツインディアな悲劇が・・・。
単独でトイレに行くときはまわりに誰かいないか後ろにも注意を配り、警戒心たっぷりで用をたすわたくしジャパニーズであります。そんな私は、ミュージアムで誰もいない臭っさいトイレに行きました。警戒心たっぷりな私は、３つある小便器のうち、一番奥（隅）の便器を選択・・・（「二面を壁に囲われているため一番安全だ」と勝手に思い込んでいる。）。　右側＆後方をしっかり警戒しながら用を足していると、目の前に便器の下からチョロチョロ音がする・・・。　「はて？」と用を足したあと下を見ると、サンダルが床に広がる水分を踏んでいる・・・。　あれ？　水分は便器方面へとつづいていたので、そのまま足元から前方にある便器へと目を移す・・・。　あれ？　サンダルの下にあった水分は便器の下で・・・。　あれ？　ぽたっぽたっと水分が落ちている・・・。　どこから？　あれ？　便器から・・・。　便器の上には私がいる・・・。　なんかおかしいね・・・。　便器ってこういう仕組みだったっけ？　「おしっこは便器を通り、パイプをつたい、床下へ下水として流れていく」　普通はそうだよね・・・？　この便器は・・・　あれ？　便器あるけど・・・パイプないじゃん！　パイプないから、便器の下からぽたぽた流れるじゃん！　床に広がるじゃん！　オレのサンダルに出会うじゃん！
ありがとう！ザッツ・インディアっ！違うところに警戒しすぎて、便器の仕組みへの注意をおろそかにした私が悪い・・・。そういえば、トイレ来た時、すでに床濡れてたね・・・。オレ普通にその上歩いたね・・・。誰かのや～つ踏んだんだね・・・。吐き気とともにミュージアムを後にしたが、もう一度言おう！　「ざっつ・いんでぃあっ！ありがとう！」

・王宮地区
昔々王宮があった場所・・・。ひろ～い敷地に遺跡が点在しております。観光客もけっこういました。
着いたはいいけど、もうバテバテな３人・・・。いきなり木陰で昼寝したけど、気持ちよかったなあ・・・。大和家は昼寝が好きでね・・・。昼飯食うと眠くなるっしょ！日本でも最近早く寝ること多いんだけど、眠くなったら寝るようにしている３３歳・・・。いや、最近眠気が我慢できない３３歳・・・。これすなわち人間大快楽なり。

３０分ほど寝ていたら、急に子ども３人がやってきて、「ハロー！」と言って握手を求めてきました～。さっき通り過ぎる時もこちらを気にしながらおしゃべりしているのが聞こえていたのだけれど（「お～ジャパニーズ！」みたいな会話ね・・・。）、まさか声をかけて来て、握手を求められるとは・・・。スターだな・・・。というより、やっぱり珍しい人たちだから、接触したい・・・？話してみたい・・・？友達になりたい・・・？記念・・・？そんな感じなのかなと・・・。観光で来ている家族だったのだけれど、結局家族全員と一緒に写真撮りました。

・ナラスティンハ像
顔がユニークな神様ですね！今日上豊かで、なんかふざけた感じが父上もお気に召した様子で、顔マネ写真を喜んで撮っていました。

遺跡巡りを終え、ハンピの村に帰ってきたら１６時３０分くらいでした。それから川を渡って向こう岸でご飯を食べよう！そしてジョシュくんに会おう！とボート乗り場に向かっていたら、なんだか川に足をつけてみたくなって、気持ちいいから３人でしばらく景色を見ながら足をちゃぷちゃぷしていたわけです。そしたらガヤガヤガヤガヤ騒がしい音が・・・。インディーの家族７～８組大人から子どもが３０人くらいがどどどどどーっと押し寄せてきて、オレらの横で水浴びを始めました。

子どもたちはパンツいっちょになり、おじさん一人が大きい声で叫びながら子どもをがしっとつかみ水の中につけていく・・・。そんな感じ・・・。深くて意外と流れが強いので、子どもが自由に泳ぐことはできない。だからおじさんが一人一人豪快にどぼんって水の中につけていく感じなのでしょう・・・。豪快だし、子どもたちが意外とビビっていてその様子がとても面白かった！（子どもはひきつった顔・・・。大人はニコニコ笑顔・・・。）
１歳くらいのまだ赤ちゃんみたいなコもそれやられてて、ギャーギャー泣かしていたのがおかしかったですわ～。ちゃんとお母さんがやさしくフォローしてたから大丈夫そうだったし・・・。最近水に頑張って挑戦中！みたいな男の子がみずかけられてキャーキャー喜んでいて、大人が「やったじゃーん！すごいじゃん！」みたいに彼の前進する姿を大げさに喜んでいたのを見て、調子にのったドボンおじさんがその子を捕まえて水に入れようとして、本気で嫌がられ、思い切りぶっ叩かれていたり、その後ドボンおじさんがおとなのお女性たちから軽くおしかりを受け、苦笑いしていたのも最高におもしろかったです。いいね・・・、とても幸せそうだ。