2015年2月25日水曜日

2月25日 晴れ 移動(ハンピ→バーダーミ) バーダーミ観光

4泊5日でお世話になったハンピともお別れです・・・。悲しくて涙が出そうでしたが、全く出ませんでした・・・。
ということでハンピの北西100㌔くらい・・・のところにあるバーダーミという街に移動しました。バスの乗り継ぎで少し戸惑いましたが、結果的にはかなり順調な旅でしたね!しかし、もうバスで4~5時間の移動は当たり前のようにこなせる体になりまして・・・たいしたことない感じが驚きです・・・。「あぁ~今日は~5時間ね~」って感じ・・・。我らたくましき3人組は今日も5時間の旅を無事終えにけり・・・。


 





・石窟寺院 再び
帰国の時が迫っているため、バーダーミはたったの1泊・・・。なんとも短き人生・・・。いや、短き旅程・・・。インディアは2週間では短すぎですね。2ヶ月くらいいないと・・・。次回はそれくらいねっ!
ということでバーダーミでの時間が明日の夜までしかないので、早速観光開始!

こじんまりとした街なので歩いて町外れ?にある池を目指しました。昔々に作られた人工池は今でもまわりに民家があるため、生活の場となっています。朝夕訪れるとそんな様子が見られるということで(それ目的でこの街を選んだのでね)池に向かいました・・・がテキトーに歩いていたら、ちょっと行き過ぎて、池の反対側まで行ってしまった・・・。そこには巨大な岩があり、そこに石窟寺院というスリランカでも見た岩の洞窟に作られた寺院がありました。「せっかくここまで来たから見てしまおう!」ということで入ってみました(本当は明日ゆっくり見ようと思っておったのですが・・・)。












 


 
すごいっすねえ~。「岩がめっちゃくちゃでかい!」「4つくらいある石窟寺院の彫刻が素晴らしい!」「岩の上から見下ろす池と町の景色が素晴らしい・・・」そんな感じ!「う~ん、来てよかったねえ・・・。」「ここで ぼーっと 過ごせるねえ~」と景色に見とれていたら、インディアの観光客さんたちがやってくる・・・。観光地だからアタリマエ!。みんなさくらかオレに話かけていく・・・。そして「一緒に写真を撮っていいか?」と聞いてくる・・・。私たちはニコニコと笑いながら一緒に写真を撮る。結構な割合で、一緒にではなく「私たちを撮って!」「とか、この人を撮って!」といってくる人もいる・・・。自分のカメラではないカメラで自分を撮ってもらう・・・?ん・・・?それでいいのか?それで「サンキュー」って握手をして、満面の笑みで去っていく・・・。よくわからんがいろんな人がいる・・・。よくわからんが インディアはフシギなト~コロ~。
 ここに来てインディアではモテなかったオレも、相変わらず男ばかりではあるが声をかけられるようになってきた・・・。みんな観光に来てテンションあがってんのかなあ~?

18歳くらいの男4人組にも写真を撮ってくれと頼まれた。一緒にも撮ったし、4人の写真も撮った・・・。歳を聞いたり名前を聞いたりしていたら、この近く(50キロくらいって言ってた)の学校の授業の一環でインディアの歴史や文化を学びに来ているらしい・・・。となりに座っていたおじさんが全部説明してくれていたので、てっきり引率の先生かと思っていたら、ただここの係員みたいな人だったみたい・・・。すげーな全部答えてたし・・・。相変わらず濃い人が多いなあ~と感心・・。


 
その引率でも教員でもないおじさんが、一つ豆知識をくれた。バーダーミというこの地の名はアーモンドという意味なんだそうだ。「なるほど~この地域ではアーモンドがよく取れるのですか?」と聞いたら、笑いながら「の~の~、この大きな岩の色がアーモンドそっくりだろう!だからそういう名前がついたんだよ。」と教えてくれた。確かに石窟寺院のある巨大な岩は茶色くてアーモンドみたいな色をしている・・・。まあ、そう言われればそんな色をしているところもある・・・。
あとで親父殿に話すと「ほ~なるほど~」と「やっぱりこの岩が(石窟寺院)この町の象徴なんだなあ」と感心していたよ。

・アガスティアティルタ池
石窟寺院から見下ろしていた池へ降りた。夕方6時頃・・・。サリーに身を包んだ女性たちが洗濯をしている・・・。夕日が落ちてきてオレンジ色になってきた池の周りで女性たちが丁寧にそして豪快に洗濯をしている・・・。
私たちのそばにも一人女性がやってきた。写真撮っていいか聞いたら、はにかんで「いいよ」と言ってくれた。ずっと見ていたら40分ほど時間をかけ、食器から何かに使う布、服を丁寧に洗っていた。なんどもなんども揉んで、石にこすりつけ、石に叩きつけ、またもんで・・・。一枚を洗うのにとても時間をかける・・・。昨日の田んぼの作業もそうだけれど、インディアの女性はよく働くよ・・・。
ま、最初に新しい石鹸を袋から取り出して洗い始めたんだけど、石鹸が入ってたビニールの袋(包装)はその場で池にぽいっと投げ捨てられました。あまりに自然に捨てたので、「それでいいんだ」と一瞬思わせるほど、普通に捨ててました。自分たちの使っている水なのに・・・。石鹸の泡もそのまま流すしね・・・。さくらが「あ~あ」って首をかしげておりました。アジアはみんなこうだけど、インディアは特にですね・・・。だめだこりゃ・・・。












 
池で夕日を見てから住宅地を通って帰りました。白い家ばっかりで、なんか雰囲気が違うこの街は小さな地方。だから物価も安く宿代、食事代、フルーツ代諸々が安く済みました。しかし、それと関係しているかわかりませんが、ちょっと雰囲気が危ないかもって感じもします(薄暗かったからよけいにかな・・・)。子どもたちはすれ違うと声をかけてくる子が多い。そいでそのほとんどの子が「ワンコイン プリーズ!」とか「ワンフォト!」とか「チョコレート!」とか「スクールペン!」とか言ってきます・・・。もう決まり文句でうんざりね・・・。アンコールワット再び・・・。
ものすごく快く道を教えてくれたジョディさんという女の子もいたけれど、多くの子どもたちは「さよなら」ってしたあとでもしばらく後ろからついてくるので「ちょっと嫌だなあ」と思います・・・。さくらは大人にも後をつけられてました・・・。なんもなかったからよかったけどね!
ま、これもインディアね!


 






 







 

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