今日の当番は、儀保さんという方です。となりの村、大宜味村から水曜日に来られている方です。
月曜日に大宜味9条の会の方にお会いしていたので、大宜味村の海ガメの話や、高江の話をお聞きしました。
大宜味村には米軍の演習場がありません。山は東村とつながり広いのにです。「それは、先人たちが国有地にさせなかったからだ」と9条の会の方々にもお聞きしましたが、儀保さんからは、その経緯を少し聞くことができました。
何でも、明治時代、廃藩置県を行う際に、ときの政府(明治政府)から、山原の森の所有について、提案があったそうです。
そこで使われた言葉が、「官地民木」
土地は官(国有地)が所有するが、木(山)は、好きに使っていいよ。
そんな提案を、大宜味村は断り、村有地(林)として残したそうです。
高江を含む東村や国頭村は、これを受け入れ、山々は国有地となりました。その後、東村+国頭村の国有地は立ち入り禁止となり、終戦後はアメリカ軍の演習場となったという訳です。
なんか、だまされた感じがしますね。
昨日、韓国の平和活動家グーさんに慶良間諸島の集団自決に関するビデオを見せてもらいました。慶良間諸島でも「軍隊はいらない。自分たちで自分たちの島は守るから」と、日本軍をに頼らず、その結果、スパイ狩りや集団自決のような悲惨な事件が起きなかった島がありました(何島か忘れた…。)。
一人一人がしっかり考え、見極め、判断しないとだまされることがある…。物事には裏があり、色々な人の色々な思惑がある…。やだなあ~。とまた感じました。「大きな権力に任せると、ろくなことはない。だまされる。」儀保さんも言っていました。
今朝も静かだ。
聴こえてくるのは、鳥の声。
揺れているのは、風の音。
あっ、グーさんが包丁を研ぐ儀保さんに日本語を習っている。「と・い・し」と儀保さんに習っている。
N1は現在、平和です。
自分で考えず、長いものにまかれる時代に逆戻っている気がするね~ やだやだ。 やっぱり”教育”って大事だな~ なーぁんてね
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