夕方、古仁屋の町をブラブラしていると港に着きました。
「海でも見ていこうかな~」と歩いていたら、漁港の方からマイクの声が・・・。
行ってみたら、何かの集会をしていました。
見ると「憲法9条改悪反対!」と見慣れた旗が・・・。
しかし、この集会の主題はもっと切実な問題でした。
「離島奪還作戦!」
数日前に行った加計呂麻島から数百メートルにある江仁屋離島エニヤバナレジマ(小さな無人島)を使い、陸海空の自衛隊が物騒な訓練をしています。どこの島を想定し、どこの国から奪還するのかは置いておきますが、ビーチに船で上陸し、砂浜を走っていく自衛隊員の姿が(訓練の様子)、地元テレビでも放送されていました。
今回の軍事訓練
隊員1330人の参加で陸上自衛隊から離島防衛専門の西部方面普通科連帯の無人偵察機、海上自衛隊から大型輸送船「しもきた」や護衛艦「くらま」、航空自衛隊からF2戦闘機などが参加する大規模な訓練となっているらしい。
そして、この訓練は奄美大島、宮古島、石垣島に自衛隊の駐屯地を建設する計画の一環とも言われているんだそうです。
これに対して、
「奄美の自然を守りたい」
「世界自然遺産への登録が期待される中、やっていることが矛盾している」
「戦争をする国、戦争をする奄美にしたくない」
「奄美に自衛隊はいらない」
と色々な方が訴えておられました。
古仁屋地区内ではスピーカーで「日曜日に自衛隊の船を公開します。親子で見学に来てください」みたいな宣伝をしていたり、街中には「歓迎 自衛隊御一行様」なんていう旗がたっていたり・・・。
実際 迷彩服を着た自衛隊員が歩いていたりする。
古仁屋のある瀬戸内町は、自衛隊の新たな訓練施設受け入れを承認しているだけに、全体的にはウェルカムムードみたいで・・・。やはり交付金や「自衛隊が守ってくれるから安心です」みたいな提案に「OK」しちゃったみたい・・・。
今回の集会も30人ぐらいしか集まっていないし・・・。なんか島自体がのんびりしているから、あんまり意識は高くないみたいでした。今回の訓練について、本土ではどれくらい報道されているのだろうか・・・?みんなが知らない間に色々なことが進んでいるのかな・・・。と心配になりました。
加計呂麻島って人の手があまり入っていないから、本当に自然がたくさんで、人も少なくて小さな集落がたくさんある、すっごいいいとこなのよ。なのに・・・。
こんなにすてきな場所なのに・・・。こんなに美しい島なのに・・・。
やっぱ東京にいる人たちは どうかしてる・・・。
最後に一緒にシュプレヒコールしてきました。久しぶりでちょっとドキドキしたわ!
「奄美に自衛隊はいらなーい!」「憲法9条を守ろう!」
やっぱやっぱ高齢者なんだよね~ やっぱり年齢層が高いんだよー そこをどげんかせんといかんと思うのよねー 猫も高齢そうだし
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