2014年10月31日金曜日

奈良さようなり~。

奈良でうどん食べて、ドトールカフェモカで時間潰して(まちんなかなのに20時でしまっちゃった・・・。それが~な~ら~の~、よいと~こ~ろ~)、近鉄線で京都へ。
さようなり~。




京都で深夜バス乗って東京へ。新宿着いたの朝6:00だよ・・・。寒いわ・・・。

深夜バス・・・。
京都で乗ったときは、となりの席は空いていた。
途中の「くさつ?」とかなんとかいうところでもお客さんひろったのよ。
そこで乗ってきたオレのおとなりさん・・・。ちーん・・・。
若い男の子。10代かな~。
ちょっと嫌だった話・・・。

そのバス、ちゃんとしてるから、「消灯したら携帯、パソコンやめてください」って最初に言ってくれるの。
そのバスちゃんとしてるから、「匂いのするご飲食は他のお客様のご迷惑になりますので、おやめください」っていってくれるのよ。他にも リクライニングがどうとか、カーテンは開けないでとかも言ってるのよ・・・。
そんなちゃんと言われたら、誰も携帯いじらないのね。誰も飯食ったりしないのね。だいたい、ど深夜だから、みんな寝るんだよね・・・。

夜の11時くらいに出発して、2時間くらい乗ってサービスエリアで1回目の休憩よ。
オレもおしっこ行って帰ってきて、また寝てたわけ。
そしたらお隣さん帰ってきわけ・・・。ぷしゅーって出発したわけ・・・。
お隣さん もそもそ動いてるわけ・・・。ちょっと見たら、箱からなんか出してるわけ・・・。
まさか!と思ってたら、箱から出したもん食ってるわけ・・・。
ぷ~んって 強いジャンクな匂いがするわけ・・・。
それまさに  熱々の ほっとどっぐ!
ど深夜に ほっとどっぐ・・・。 いや、若者だ。お腹は減るのだよ・・・。しょうがない・・・。

がっかりしたが、少し自分を納得させ、とりあえず目をつぶっていると・・・。
ん・・・?なんか気になる・・・。なんか気になるから、見てみた。
がーん!どごーん!
ぴっかぴっか光りを放つ携帯をいじっているお隣さんが・・・。
うわ、まぶしっ!まぶしっ!
今まで真っ暗だからさ~。よけいにさ~。
ちょっとしたらやめたけど、なんか落ち込んでしまった・・・。
東京遠かったな・・・。



オレって歳かな・・・。

てら寺テラ

あ~、天気悪いなあ~。
昨日もなべさんと飲みすぎた・・・。寝不足と疲れが曇天といいマッチングだ・・・。
やる気が出ないまま・・・チェックアウト・・・出発・・・。

近鉄奈良駅のコインロッカーへ荷物を預けて、今日はバスに乗ってお寺さんへGO!
お、ちょっと調子出てきたみたい。

・唐招提寺
いいお寺だね~。大きいのに派手じゃないから落ち着くよ。
奥にコケの光るお庭があって、そこがキレイでした。全体コケとか木とか、植物がたくさんで、美しいからよいね。
鑑真さんがいました。
ここ好き。

 


















・薬師寺
でかい!小奇麗!殺風景感 否!
多人数の笑い声が聞こえたのでお堂を覗くと、修学旅行生相手にお坊さんがお話をされていて、奈良弁?関西弁?で高校生の笑いをとりまくっていた。なんか ちょっと「え~っ」て感じ・・・。
いわゆる商業トークってやつか・・・。
まあ、興味を持ってもらうためだったり、布教活動だったりとしては大切なのかもね・・・。
でも、ありゃあ半分芸人だわさ。
そのあと、違うお堂で薬師如来なんか見てたら、漫談を聴き終えた高校生の大群がやってきた。
ガイドさんや先生が一緒だが、「はい、これが薬師如来像になります・・・」と10秒ほど話して、「では、どんどん行きますねえ~」 
ほぼ完全素通り・・・。ほぼ素通り・・・。
しかし、なんせ大群なので、全員通り過ぎるのに10分くらいかかるわけ。
オレはゆっくりベンチに腰掛けて、「どこの学校だろう・・・?」とか「このあとどこ行くんだろう・・・?」「もう会いたくないなあ・・・。」「お腹すいたなあ・・・。」などと考えていた。
平山郁夫の絵とかも展示してたな・・・。残念ながらほとんど興味ないから、残念ながら ほぼ素通りしました。









・法隆寺
でかい!修学旅行生いっぱい いっぱい!小学生~高校生~おじさんおばさんツアー客 + 中国の方々~。
そっちが気になって、せっかくの寺巡りがマイペースで行えない このもどかしさ・・・。
というより、疲れはてました・・・。






 
 











・法隆寺の近くの神社
近くにあるところ・・・。もうわからない・・・。






That's good enough.


2014年10月30日木曜日

近鉄奈良線にて

①近鉄奈良線を乗り継いで、吉野行きの電車に乗ってたら、橿原神宮前という駅で通学中の高校生がたくさん乗ってきた。
女子高生がみんなひざ掛け(軽い毛布みたいなやつ)を持参していて、ひざにかけて座っている。
なんかあまり東京では見ない光景だが、そこまで寒いわでもないのに変だなあ・・・。奈良ぼ文化かなあ・・・。と思っておった。
そしたら、
確かに、なんかこの電車寒い・・・。ずっと乗ってると膝が冷えてくるのだ・・・。
様子みながらちょっと考えていたら、段々、なんでかわかったきた。

待ち合わせや乗り換えの時間調整のためなのかわからんが、各駅での停車時間が長いのだ。たまに5分とか停まっちゃったりする。5分とか停まっちゃうのにドアは全部オープンなまま。朝の空気は冷たい。こりゃあ冷えるわ!
よし、朝 吉野に行くなら、ひざ掛けが必要だな!




②吉野からの帰り。電車に乗りながら、目の前にいる親子が話をしているのを見ていたら思い出したことが・・・。
小田急線に乗って新宿へ行く途中、近くに  父(30代前半) + 息子(4・5歳)の親子が目の前にいた。
息子は窓の外を眺めながら、父親は携帯をいじりながら・・・、二人はおしゃべりをしている。

息子:電車速いねえ。
父:そうだねえ。速いねえ。
息:何キロぐらいだろうねえ。
父:100キロくらいだよきっと。
息:じゃあ、新幹線は何キロぐらい?
父:あれは180キロくらいじゃない?
息:そんなに速いの?○○くんちの車は180キロでる? (名前忘れた)
父:180キロ、でるよきっと。
息:えー、じゃあ180キロで走ろうよ!
父:ダメ、危ないし、車が壊れちゃうよ。それにそんなに速く走ったら曲がれなくって、すぐ壁にぶつかっちゃうよ。
息:何で180キロ出せるのになんでダメなの?
→ これいい質問でしょ!オレも聞きたいわ! なんでそんなスピードの出るエンジン作んのよ!それでスピード違反とかやられると腹立つよね!オレもうこの辺から親子の会話に釘付け・・・。

父:180キロ出せる車で、180キロ出してたら、壊れちゃんだよ。わかる? ○○くん、うちから△△スーパーまで、思いっきり走って行ける?
息:いけるよ。○○くん速いもん。
父:おもいっきりでずっとだよ?歩いちゃいけないんだよ?
息:ずっとは無理かも・・・。
父:でしょ?じゃあ、はや歩きくらいだったらどう?いけそう?
息:はや歩きなら絶対いけるよ。
父:でしょ?○○くんもずっと思いっきり走ってたら、疲れちゃうし、転んで怪我しちゃうかもしれないじゃん。車もおんなじでさ。180キロ出せるからって、ずっと思い切り180キロで走ってたら、疲れるし、エンジンも壊れちゃうんだよ。それに、180キロも出してたら、速すぎてハンドル運転できないんだよ。壁にぶつかっちゃうね。
息:じゃあ、新幹線はどうしてぶつからないの?
父:新幹線とか電車は線路があるでしょ。もう道ができてるから安心なんだよ。線路は少し曲がってるところもあるけど、だいたいまっすぐだしね。
息:じゃあ、ハンドルいらないの?
父:そう、アクセルとブレーキだけ。
息:じゃあ簡単だね。
父:そんなことないよ。電車って長くて重たいでしょ?長くて重たいものを、ちゃんと出発させて、ちゃんと止めるのは難しいんだよ。長くて重たいと、すぐには動かないし、すぐには止まれないんだよ。ホームに止まらないとお客さん乗れないからね。ちゃんと訓練しないと電車は運転できないんだよ。
息:へえ、どこで訓練するの・・・?
父:訓練をする場所がちゃんとあるんだよ・・・。
プシュー!

永遠と続きそうな やり取りが、途中の駅で降りてしまったので続きは聞けなかった。でもお父さんすげーなーって感心しながら、聞いておりました。
オレだったら、「そうだよね、なんでそんな車つくるんだろうね?オレもおかしいと思うよ」という風に答えていたな・・・。と反省・・・。
人間はこうして学び、力をつけていくんだな。こうして学んでいれば、もっと知りたくなるはず、どうして?どうして?に誠実に答えることから、学ぶことの楽しさや嬉しさが始まるのでしょう。
こんなこと考えているオレは、やっぱすげーな!
いやはや それにしても、
知識は大事だ。人生を豊かにする。
そして それを伝え、共有するのが大事だ。今度はみんなが豊かになる。
そしてそして、親子の会話も大事だ。愛が深まる。


もうすぐ冬だ・・・。

吉野へ

きよみさんにおすすめされた吉野。
2日目まるまる使って行ってきました。
奈良から電車で2時間くらいかかるから、ちょっと遠いけど、6時30分起きの気合で行ってきました。


お寺や神社もたくさんあるのだけれど、桜の名所なんですって!
「中千本」とか「上千本」って桜にちなんだ地名(観光地図に載ってる)がたくさんあるので、とにかくさくら~な場所なのでしょう・・・。
たしかに桜の木がたっくさんあったし、ビューポイントもたくさんありました。
もちろん今の季節は秋。紅葉が始まりかけのこの時期なので、全体的に閑散としていて、私にとっては最適な場所でありました。






吉野熊野公園という、和歌山 三重 奈良の三県にまたがる公園の中の一部のようで、熊野というくらいだから、熊野古道とも繋がっているのでしょうね。
私でも、ちょい神聖な空気を感じました。
まあ、山ってなんか空気よくて澄んでる感じするから(なんかひんやりしてるしね)、そういう雰囲気になるんだろうね。 すてき!


天気もよくってねえ。青空だとどこにいても気分はいいですね。

 
一日かなりぐるぐる歩き回ったので疲れましたが、印象に残った場所だけ記そう!

・金峯山寺蔵王堂
すごいね!迫力満点!神がかり度満点!吉野に来て ほとんど人がいない朝、いきなりこれに出会ったので、なんかね・・・。うおっ!ぐわっ!なにぃ!このぉ! そんな感じに すごいっす!
吉野山に行ったらわかる この感じ。 あぁ 吉野の秋は 素晴らしい。 あぁ 日本の秋は 美しい。







・吉水神社
「古びた温泉街歩いてたら素敵な神社がありました」って感じ・・・。
桜のビューポイントがあるところ。なんか となり山の斜面に桜の木がたっくさん植わってるから、斜面が桜の薄ピンクで彩られたら、そりゃあ素敵なんでしょうね。
「ちょっと見てみたいなあ」と思いつつ、ごった返す人ごみを想像すると、「やっぱ いいや!」って思うのね。 だめだこりゃ!
個人的には、神社の鳥居をくぐる前にあるちょっとした階段の景色が好き!そんな感じ・・・。







・桜本坊
ここもなんかすてきなお寺・・・。
「健脚下駄」という下駄があったから、履いてみた。鉄で出来てるから持ち上がらんけど、足が健康になるのかな?











・竹林院
吉野No.1かもね~。なんか宿泊施設にもなってるみたいなのですが、奥にお庭があって、そこがとても素敵でした。
もみじもたくさんあったから、これから秋が深まれば、もっときれいな場所になるのでしょう。











すげー気分良く、椅子に座ってみかん(吉野の無人販売で買った)食ってたのに、いきなり中国人カップルがやってきて、しかも男の方がめっちゃでかい声で電話してて・・・。なんか仕事でトラブってるらしく、「そんなの弁償したらいくらになると思ってんだよ!」とか「とりあえずアダムス(そんな感じの名前)にはオレから話すから!」と電話むこうに怒鳴っているわけ・・・。
10分くらい広いお庭に彼の声が響き渡り、私の安らかで心地よき気持ちも、段々暗く悲しくなってきて・・・。やっと電話切ったかと思ったら、彼女に中国語で説明しだして・・・。
まったく・・・。 あんたのせいで、こっちがトラブルだよ・・・。 もうちょい平和じゃないところでやってほしかったなあ・・・と・・・。 ま、でもみんな大変なんだわな・・・。 お疲れ様です・・・。




 

・吉野水分神社
竹林院に長居しすぎたせいで、1時間に1本のバスを逃してしまい、歩いて歩いて登って登って40分・・・。 もっとかな・・・。 やっとたどり着いたこの神社。
ちょっと雰囲気の違う、古さと静けさが不気味な神社でした。たぶんそんな風に思ったのはオレだけかな・・・。写真クラブの人たちは、すげーおしゃべりしながらパッシャン パッシャン写真とってたからな・・・。
誰もいなくて一人でここにいたら、多分オレ 泣くか風邪ひくと思う・・・。











・高城山展望台
お昼ご飯(柿の葉寿司)食べた展望台。宝くじで集まったお金で出来てんだって。年末ジャンボ買わなくちゃ!
途中で歌いながら歩いてたら、カサカサって音がして、びくってして見てみたら、シュルシュルヘビが逃げていくところでした・・・。割と小さいシマヘビでした・・・。
おれヘビほんとダメだから、動けないままお見送りしました。
吉野の山で歌なんか歌っちゃいけないんだね・・・。






 


・金峯寺
吉野山の地主神がいるところ?みたいよ。ちょっと頭下げて素通りした神社。実は大切な場所だったらしい・・・。なんか奥まで入れなかったから、「なんだよ~」と思ってほぼ素通りしました・・・。こんだけ歩いて来たのにね・・・。







・如意輪寺
朝、吉水神社から見た景色の中にあったのかもしれないこの神社・・・。つまり対岸にあったわけで、ちょっと遠かったな。でも、いいとこだったし、帰り道が田舎の山道 歩いてる感じでなんか気分良かったなあ。








午後の4時すぎなんだけど、もう疲れすぎて 目に付いたお店で くずきり 食べました。一人スウィーツね。
あまったるい黒蜜と のどごしのよい くずきり が まあ、おいしいこと。お土産で買っちゃった。





帰りは壊れて落っこちそうなロープウェーに乗って、奈良へ帰還でございました。
めでたしめでたし。