３月２日 まとめに・・・。

最終日の３月１日・・・。チェンナイのホテル。部屋で最後のパッキングを終え、「インドあるある」の話をしながら（「インド人はどこでもうんこをする」とか「冷蔵庫に入っているのに冷たくない水を売っている」などなど）なんとなく旅行を振り返っていたところで・・・。父上から一言・・・。

スリランカでの足の怪我があったことで、迷惑をかけて申し訳なかった・・・。ありがとう・・・的な・・・。予定が狂ってしまって申し訳ない・・・。二人のおかげで最後まで・・・。的な・・・。短いが最後にちゃんと言葉にするところは偉い人だなあと思う・・・。自分の子どもに なかなかこういうことちゃんとは言いづらいっしょ？

父上が旅行に参加したい旨を聞いたときに考えたことだが、１人で旅行するのとさくらと２人で旅行するのとでは全然旅行の仕方や楽しみ方が違うのと同じように、父が加われば、また旅行の仕方が変わり、楽しみ方も変化して当然である。どれが良くて どれが悪くて という単純な話ではなく、それぞれに楽しいことや大変なこと、寂しいことや嬉しいことなどがあるから、あんまり余計なことを考えずに旅をする・・・。それを始めから意識して旅行を始めたつもりだった。つまりね・・・、父の怪我やわたくしの下痢・・・さくらの帽子がなくなることも含めて、その時一緒にいた人と過ごしたことをかけがえのない思い出とすることが一番なのでしょう。父がいたからできたこと、姉がいたから会えた人、オレがいたから食べられたもの・・・。３人一緒だったからできた旅・・・。そんな感じね。

まあ、しかし、スリランカのアダムスピークは本当に大変だった・・・。その後、足の怪我で病院に行ったのも大変でしたよ・・・。その分時間も使いましたよ・・・。
一回アレッピーの病院で「ツーリストだから先に行け」と言ってくれたおじさんがいて、「みんな並んでるんだから待ったほうがいい！」というオレと、「そんなことしていたらどんどん抜かされて診てもらえないし、せっかくそう言ってくれているのだから先に診てもらえばいい」と言うさくらとぶつかり軽く口論になったことがあった・・・。その場で聞いていた父は自分の怪我でちょっと嫌な雰囲気になっているのを見て、「気遣っただろうなあ～」とおそらくさくらも感じて、２人で結局なんの診断もしてくれなかったお医者さん？っぽい人の文句を言うことに話題をシフトしたのだった・・・。
そうそう、そういう意味では、やはり一番しんどかったのは間違いなく・・・足が痛かった・・・気を遣った・・・一番頑張った父上なのですよ。だからね、そんな父の姿を見られただけでもこの旅行はいい思い出だったわけです。途中でふざけながら言っていたのは、「どうやら この旅行は大和家の修行の旅みたいだ・・・」ってこと。もちろん楽しいことのほうが多かったけど、その楽しみにたどり着くためには結構みんなで頑張ったよね！と・・・。過酷なバスの旅も今や懐かしき修行の一部ってことで・・・。
ということで、無事に旅行を終えて・・・。二人には感謝の気持ちでいっぱいです。人懐っこくて（いつもニコニコしている）人にやさしいさくらがいたから撮れた写真がたくさんあります・・・。インディアには一人女子を連れて行くべきです！目線や対応が変わります・・・。姉弟２人で相談していろいろなことをその場で決断し実行して、失敗もかなりありましたが、笑ってやり過ごせたのは姉弟だったからでしょう・・・。ありがとうございます。

そんな時（判断を間違えた時・・・）にも「まあ、しょうがない・・・」とチョー楽天的にフォローしてくれた器のデカイ父上にも感謝・・・。３人旅行ってバランス取れていいね！２人でなんかあってもあとの１人がフォローできるっしょ！
もちろん旅で出会った方々にも感謝です！毎日毎日 大和家を助けてくれた人たちは数しれず・・・。ありがとね！

あ～、書くの疲れたのでここらで終わりに・・・。

１ヶ月にわたった「大和家スリランカ＆サウスインディアの旅」は、これにて めでたし めでたし・・・。

そうそう、これにて わたくしの旅もしばらくおやすみ・・・。またしたいけどね・・・。